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19世紀 その他のしかけ絵本
19世紀のその他のしかけ絵本
19世紀には、以下のようないろいろな趣向を凝らしたしかけ絵本も作られたようです。
●トンネルブック(あるいはピープショーブック)
●スピーキングピクチャーブック
●フリップブック(パラパラ漫画)
ピープショーブック(のぞきからくり絵本)
ピープショーブック(のぞきからくり絵本)とよばれるしかけ絵本は、1820年代ごろS.&J.フラー社によって作られました。(トンネルブックともよばれます)
このピープショーブックは、当時のお祭りで人気のあった「のぞきからくり」や「透視箱」から考え出されたしかけ絵本のようです。
しかけ絵本を開くと蛇腹になっていて、中には複数の絵が貼ってあります。

扉の穴からのぞくと、遠近感のある風景が広がります。

当時は、『アリアオラマーリージェント公園の見晴らし』『セントジェームズ公園の散歩道』など公園物が人気を博したとのことです。
ピープショーブック(のぞきからくり絵本)はイギリスからヨーロッパに渡り、ベルサイユ庭園をモチーフにした作品がたくさんつくられたそうです。画像は1830年『ベルサイユの庭園』の復刻版です。一番奥には凱旋門が描かれています。
下のページに、ピープショーブック(のぞきからくり絵本)の歴史について透視箱からの説明があります。
http://www.artistbooks.com/abr/index.htm
スピーキングピクチャーブック(声が出るしかけ絵本)
スピーキングピクチャーブックは動物の絵が描いてあり、紐をひっぱると動物の声がするしかけが施してあります。
1800年代の終わり頃、製作されていたようですが、声が出るしかけ絵本についての記述はほとんどなく、詳細は不明です。
スピーキングピクチャーブック

絵本の中はこんなふうになっています。1冊1冊手作りされていた本なのでしょうね。

スピーキングピクチャーブックの画像が見られるページです。説明もあります。
http://www2.soe.umd.umich.edu/quigley/book_index.php?link=20
スピーキングピクチャーブックのyoutube動画です。声が聞けます。
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